2014.12.02

「Education & Learning」 AWS re:Invent 2014レポート

①

はじめまして、「AWS with KDDI」を担当している杉田です。2014年11月11日〜14日の4日間、ラスベガスで行われた「AWS re:Invent 2014」に参加してきました。「AWS re:Invent」はAWS社が年に一度開催するデベロッパー・カンファレンスです。今年は世界63ヶ国から13,500人が参加しています。実は私は昨年に続き2度目の参加だったのですが、今回は会場であるベネチアンホテルの全てのホールを利用しており(昨年は一部だけ異なるカンファレンスが行われていました)、AWSの勢いを改めて感じました。

自ら選び、学ぶ

②

参加人数からみても一つの企業が行うカンファレンスとしてはとても大きな規模だと思いますが、セッション数も273とかなりの数です。実質3日間(初日はパートナー向けのセッションのみのため)でこれらのセッションが開催されるため、ざっくり計算しても一日あたり80〜90ものセッションがあることになります。この中から自分の興味のあるテーマを探し出し、スケジューリングしてセッションに臨みます。AWSが用意してくれた教育(Education)の場で、自ら学ぶ(Learning)ことができるのです。

「Cloud has become the New Normal」

図1

re:Inventの一番の目玉はやはり何と言ってもKeynoteです。1万人が入れるホールにて初日はSVPのAndy Jassy氏、2日目はCTOのWerner Vogels氏が登壇し、ユーザ事例を挟みながら新サービスの発表が行われました。今年は以下の12の新機能(講演で発表されたのはS3 Event Notificationsを除く11ですが)が追加されました。

    • 新たなデータベースサービス
      ・Amazon Aurora
    • コード管理とデプロイに関するサービス
      ・AWS CodeDeploy
      ・AWS CodeCommit
      ・AWS CodePipeline
    • セキュリティ・ガバナンスに関するサービス
      ・AWS Key Management Service
      ・AWS Service Catalog
      ・AWS Config
    • イベントをトリガーにコードを稼働させるサービス
      ・AWS Lambda
    • Dockerコンテナ管理サービス
      ・Amazon EC2 Container Service
    • EC2新インスタンスとEBSの拡張
      ・EC2 C4 instance family
      ・EBS容量とIOPSの拡大
  • S3バケットイベントの通知機能
    ・S3 Event Notifications

一番気になったのは “Lambda” です。S3やDynamoDBからのイベントをトリガーに、インスタンス無しで独自コードを稼働させるサービスですが、これを利用すると極端な話AWSのフルマネージドのサービスを組み合わせるだけで一つのシステムができてしまいます。もはやインスタンスすら作る必要がないのです。それ以外にもCodeDeployを始めとするデプロイツールCode3兄弟(勝手に命名しました)やDockerコンテナの管理を行うECSの発表、事例としてそのDockerのCEOが登壇するなど、クラウド=AWS上での運用・管理機能も充実し、まさにAWS自体が新しい標準(New Normal)になったことを示したのではないでしょうか。
開発者は、便利で安全なAWS(クラウド)上でアプリケーションの開発に集中し、そのアプリケーションで提供するサービスの内容で勝負するべきであり、オンプレや自社構築のプライベートクラウドがなくなる時代も遠くないと思います。KDDIもAWSを活用し、お客様のクラウド利用促進を今まで以上に取り組んでいきたいと思います。なお、Keynoteや個別のセッションについては、既にAWSの公式サイトのレポートや今回プレミアコンサルティングパートナーに選ばれた日本の企業の方々のブログにて既に多くの情報が展開されています。実際のプレゼンの様子やスライドもどんどんWeb上にアップされていますので、みなさんもぜひ自ら調べて学んで下さい!

おまけ

図2

今回のテーマが「Education & Learning」ということもあり、会場ではAWS資格認定者(AWS Certified)に対して様々な特典がありました。私も今年の春に一応Solution Architect Associate の資格を取得していたため、この恩恵を受けることができました。まず写真にて私が踏ん反り返っておりますが、認定者のみ入れるラウンジがあります。ここに行けばホテルの廊下に座り込んで充電しながらメールを書くのではなく、ソファに座り紅茶を飲みケーキを食べながらゆっくり会社のメールが読めます。さらに認定バッジ、Kindle用ケース、Certifiedロゴ入りセーター、光る眼鏡、Tシャツといったグッズももらえます。さらに認定者のみ参加できるパーティーもあり、そこで同じ日本人の方々と交流を持つこともできました。資格者特典に人数制限はありません。ぜひ来年参加される方は資格を取ってから行きましょう!

AWS認定プログラム

カテゴリ
タグ

KDDI株式会社 プラットフォーム開発本部
プラットフォーム技術部

杉田 洋介

新着記事
タグ
アーカイブ
カテゴリー
Contact
TOP