2017.03.28

KCPSマネージドオプション第二弾「Professional」が登場 〜クラウド運用のプロフェッショナルがお客さまシステムをサポートします〜

KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のサービス運用担当の刀根です。

1月26日にリリースいたしましたKCPSマネージドオプションの第二弾リリースとなる、「KCPSマネージドオプション  Professional」(以下、マネージドオプションProfessional)メニューが明日3/29より申込受付開始となります。本日はその提供内容の全貌と、KDDIのクラウド運用のプロフェッショナルである私たちが、お客様にお届けしたいと考えているメリットをご紹介したいと思います。

 

マネージドオプションProfessional提供内容

マネージドオプションProfessionalでは以下の3つの運用メニューをご提供します。

1.障害一次復旧対応

2.Windows技術サポート

3.Windowsパッチ適用代行

各メニューの概要と、私たちKDDIが目指すクラウドの運用をお伝えしたいと思います。

1.障害一次復旧対応

「Basic」メニュー(以下、マネージドオプションBasic)で提供しているクラウド監視ツールMackerelで検知したアラームをトリガーに、お客さま仮想サーバに対して障害復旧を目指した一次対応を実施いたします。また、その復旧対応の結果をお客さまにご報告いたします。

障害一次復旧対応は対応内容によって2種類に分類しています。1つ目がKDDI標準実施の一次復旧対応です。私たちの日々の障害対応の中で実績のある、KCPSのAdmin Console(お客さま用管理コンソール)経由の仮想サーバの再起動や、サービス・プロセスの再起動などが含まれます。障害によるお客さまビジネスインパクトを最小化するためには、当然のことですが一分一秒でも早くお客さまシステムを復旧させる必要があります。24時間365日の運用体制をとっているKDDIのオペレーターが迅速に復旧に着手できる標準手順で一次復旧対応を実施し、お客さまの運用負担を軽減いたします。

2つ目が、上の標準実施の復旧対応からカスタマイズできる、お客さまシステムに合わせた一次復旧対応です。対応手順についてはサービス提供前にお客さまと合意し、オペレーターはその内容を入念に検証して有事に備えます。KDDI標準内で収まりきらないお客さまシステムの復旧対応のご要望にお応えするだけでなく、私たちKDDIがその復旧対応を標準的にご提供するためのノウハウを蓄積し、将来的により低コストでお客さまにご利用いただけるようにメニュー拡充を図っていきたいと考えております。

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2.Windows技術サポート

KCPSのOS標準テンプレートの中で提供しているバージョンのWindows Server OSに関するお問合わせを受付いたします。また、必要に応じてマイクロソフト社と当社が締結しているプレミアサポートを利用し、Windows Server OSに関するトラブルを解決いたします。

これまでのお問合せサポートの中で、Windows Server OSを搭載した仮想サーバに関して、お客さまから様々なトラブルのご申告を受付けてきました。それらトラブルの原因を特定するにはまずそのトラブルがIaaS、もしくはWindowsどちらに起因するものなのかを切り分けることが肝要です。これまでの調査の過程で蓄積された当社ナレッジを駆使し、お客さまトラブルの早期解決を目指します。また、そのナレッジで解決できない新規の事象に関しては、マイクロソフト社のプレミアサポートを活用し解決策をご提案いたします。マイクロソフト社のプレミアサポートは通常お客さまが個別にご契約される場合、ミニマムでも1,000万円以上のご利用が必要になりますが、本メニューをご利用いただければ、プレミアサポートを小規模からご活用いただくことが可能となります。

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3.Windowsパッチ適用代行

KCPSのWindows Server OS標準テンプレートを利用して作成いただいたお客さま仮想サーバを対象とし、Windows Updateとして月次で配信されるセキュリティ更新プログラム(以下、単にパッチと表現)をお客さまに代わり適用いたします。また、その適用代行時に問題が発生しても、パッチ適用作業前の仮想サーバの状態にバックアウトいたします。

パッチ適用には必ずリスクが伴います。適用したパッチとお客さまアプリケーションとの競合が発生したり、サーバのパフォーマンスが低下したり、パッチ適用後に仮想サーバを再起動した際に起動できなくなる等考えられます。ではなぜそこまでのリスクを負ってパッチの適用を実施する必要があるのでしょうか。パッチの適用を回避してお客さまシステムを運用し続けた場合、昨今事例も多数ありますように、ウイルス感染や不正アクセス、情報漏えい等、お客さまビジネスに与えるインパクトがあまりに大きいためです。

私たちKDDIがご提供するパッチ適用のメニューは上記のようなパッチを適用するリスク、適用しないリスク双方を考慮し、フェイルセーフの思想で問題発生時も即座にバックアウトするという、機能安全を考慮した適用手順を確立しています。KCPSの標準機能であるVMスナップショットをパッチ適用前に取得し、Windows Server OSの正常起動を確認できない段階で、そのVMスナップショットからバックアウトし、翌月以降の適用についてご調整いたします。

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なぜクラウドの運用をKDDIにまかせるのか?

なぜ上記のような運用をお客さまご自身ではなく、KDDIにアウトソースすることに意義があるのでしょうか。マネージドオプションBasicの提供開始の記事でもご紹介いたしましたように、私たちKDDIはマネージドオプションBasicおよびProfessionalのご提供により、お客さまが資産を本業へ集中することが可能となり、お客さまビジネスの成長に貢献できると考えております。クラウドはあくまでビジネスを加速するために用いるものであり、その運用に割く時間やコストは抑制すべきです。私たちはキャリアとして日々大規模なサーバ群を運用しているプロフェッショナルであり、24時間365日安心安全にお使いいただけるキャリアグレードのクラウドサービスをご提供します。

 

継続的にマネージドオプションの開発・改善を実施します

マネージドオプションは今後も進化を続けます。リリースして完了ではなく、常にお客さまのご意見、リアクションに耳を傾け、メニュー改善のPDCAを加速してまいります。また、マネージドオプションProfessionalの新たなメニュー内容も随時リリースしていきますので、是非ご期待ください。

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KDDI株式会社 運用本部
サーバーオペレーションセンター クラウドオペレーションセンター

刀根 央樹

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