2019.11.05

KCPS 2019年7-9月期の稼働率について

KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のサービス運用担当の大森です。
KCPSの2019年7-9月期の稼働率(※)は99.999968%でした。

(※)稼働率=月間VM稼働時間累計/(月間VM稼働時間累計+月間VM故障時間累計)ただしメンテナンス時間を除く

いつもKCPSをご利用いただきありがとうございます。

最近、Windows仮想サーバをご利用のお客様から「Windows Server 2008 / 2008 R2」のマイクロソフト社サポート終了に関するお問い合わせが増えてきました。中でも一番多いお問合せ内容は、「サポート終了日(2020年1月14日)以降もお客様Windows仮想サーバを利用できるのか」というものです。回答内容としては「サポート終了日以降も利用できる」なのですが、サポート終了後の継続利用はあまりお勧めしていません。その理由は、KCPSで提供している「Windows OS」のライセンス認証は、KCPSネットワーク内にある「キー管理サービス(以下、KMS)サーバ」で行っていますが、「Windows Server 2008 / 2008 R2」のKMSサーバもOSと同じタイミングでサポート終了してしまう為です。
 

図1:KCPSにおけるWindowsライセンス認証構成

 
サポート終了日に「KMSサーバ」の電源を能動的に落とす事はありませんので、前述した通り、お客様Windows仮想サーバは引き続きご利用いただけますが、『KMSサーバで致命的な問題などが発生』しても、マイクロソフト社のサポートを受けられない為、KMSサーバを正常な状態に戻せない可能性がございます。KMSサーバが利用できなくなるという事は、お客様Windows仮想サーバのライセンス認証もできなくなるという事です。この状態が一定期間続くと、お客様Windows仮想サーバのデスクトップ画面右下にライセンス認証に関する図2の様なメッセージが表示されます。
 

図2:Windows Server 2008 R2のWindowsライセンス有効期限切れメッセージ

 
上記の様に、サーバ動作に影響を与えない案内や通知のみならば問題ありませんが、過去に別要因でライセンス認証できなくなったお客様のWindows仮想サーバが定期的にシャットダウンする事象が発生しました。「24時間/365日」稼働する事を求められるサーバが意図せずに強制停止してしまうリスクをご理解いただいた上で、なるべく早くマイクロソフト社がサポート継続するWindows OSの仮想サーバを作成し、内部データを移行していただく事をお勧めします。
 
 
【ご参考】
マイクロソフト社「Windows Server 2008 / 2008 R2」サポート終了およびテンプレート公開終了に関するご案内
 

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KDDI株式会社 運用本部
サービスコントロールセンター

大森 映幸

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